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2015.07.08
お知らせ

里親マッチングサイト「Veterinary Adoption」に、
東京都獣医師会「小笠原・御蔵島で野生化してしまったネコの保護と譲渡」に関する特設ページを設置

2013年11月に開設した動物病院を窓口とした里親マッチングサイト Veterinary Adoption(ベテリナリーアドプション)において、東京都獣医師会の小笠原諸島・御蔵島等自然環境保護活動事業である、「小笠原・御蔵島で野生化してしまったネコの保護と譲渡」に関する特設ページを設置しました。
「Veterinary Adoption」では“動物病院による保護犬・保護猫の譲渡活動をサポートする”というコンセプトのもと、この理念に賛同していただいた動物病院を窓口として保護犬・保護猫が新しい家族のもとへ譲渡されています。
ご登録いただいた数多くの動物病院による譲渡活動に加え、公益社団法人日本動物福祉協会、公益社団法人動物臨床医学研究所、福島県動物救護本部の特設ページの設置により、2015年6月30日現在、保護犬・保護猫の譲渡成立が820組を突破するまでとなりました。
一方、2011年に世界自然遺産登録された小笠原諸島では、東京都獣医師会による野生化した猫たちの里親探しなどの「人とペットと野生動物の共存」のための活動が取り組まれています。
小笠原諸島固有のアカガシラカラスバトやオガサワラオオコウモリ等の希少在来種の保護を目的として捕獲されたノネコ(野生化した猫)の多くは既に本土に渡り、新しい家族に迎えられています。しかしながら受け入れを必要とするノネコもまだまだ多く、「Veterinary Adoption」では特設ページを設置し、これらの猫たちが新たな家族と巡り合うためのサポートをしていきます。
当社は、年間16万頭以上にもなる犬・猫の殺処分を減らす為、また東日本大震災による被災ペットや小笠原諸島のノネコの譲渡を少しでも進め、全ての犬・猫が幸せな家庭に巡り合えるように、里親マッチングサイト「Veterinary Adoption」での譲渡活動を推進してまいります。

写真:小笠原自然文化研究所提供