要指示 指定 使用基準
抗菌剤
概要 | 半合成ペニシリンであるアンピシリンを有効成 分とする経口投与剤です。 アンピシリン(アミノベンジルペニシリン)は、6-Aminopenicillanic acid(6-APA)から誘導された広域抗菌スペクトルを有する抗生物質で、グラム陽性菌はもちろん、グラム陰性菌に対しても殺菌的に作用します。 本剤は経口投与によりよく吸収され、有効な組織内濃度が得られ、胆汁中にも高濃度に排泄されるので上部消化管感染症に有効です。 |
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有効成分 | アンピシリン水和物 |
効能・効果 | 〈有効菌種〉 ブドウ球菌、クロストリジウム、大腸菌、サルモネラ 〈適応症〉 子牛:細菌性下痢症 豚:細菌性下痢症 鶏:ブドウ球菌症、壊死性腸炎、大腸菌症 |
用法・用量 | 1日1回体重1kg当たりアンピシリンとして下記の量を強制的に経口投与するか、又は飲水に均一に溶かし、若しくは飼料に均一に混じて経口投与する。 牛(生後6月を超えるものを除く):4〜12mg(力価)〔本品として0.04〜0.12g〕 豚:4〜12mg(力価)〔本品として0.04〜0.12g〕 鶏:5〜20mg(力価)〔本品として0.05g〜0.20g〕 ただし、重症例には上記量を1日2回、又は上記量の倍量まで増量する。 |
使用禁止期間 | 牛(生後6月を超えるものを除く。):食用に供するためにと殺する前5日間 豚:食用に供するためにと殺する前5日間 鶏:食用に供するためにと殺する前2日間 |
貯法 | 室温保存、気密容器 |
有効期間 | 2年間 |
包装 | 5kg(1kg×5分包)(アルミ袋) |
製造元・輸入販売元・ 提携など |
製造販売業者:共立製薬株式会社 |
対象動物 | 牛|豚|鶏 |