・社会化(様々な環境への適応)

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子犬がやってくるのは6〜8週齢頃です。既に母犬、兄弟姉妹犬との間で社会化が始まっています。まずはいろんな経験をさせて(人、乗り物、動物、環境に対して)、社会化をさらに進めましょう。楽しい共同生活を形成するために、この時期の経験はとても重要です。

攻撃性(支配性)の強い犬種は、人に危害を加えることがないように、老若男女、メガネをかけた人、髭のある人、車椅子の人、いろんな人と接触させ、誰にでも信頼をおくようにします。自転車、オートバイ、車も社会化の対象です。家庭内の他の愛玩動物とも接触させましょう。この時期に形成した社会的関係は終生保つことが可能です。ただ、何らかの理由で社会的関係が揺らぐときもあります。 そんなときは家族の介入が必要です。近隣環境に対しての社会化も必要です。ワクチンで免疫がきちんとできてからになりますが、公園デビューして他の犬と接触する、しつけ教室で他の犬と接触する、人の大勢いるところに慣れさせるなども社会化の一環です。

子猫の場合も正常な社会関係を発達させ維持させることが重要です。ただし、犬と異なり猫の社会化は7週齢頃に終わるとされています。猫の社会化はブリーダーさんの育て方で決まると言っても過言ではありません。7週齢頃までに、兄弟姉妹猫と十分に遊ばせる、できるだけ人の手で触ってあげる、動き回り始めたら面白く複雑な環境を与える、人の生活を見せる、生活音を聞かせる、様々な人に会わせるなどの社会化を進めてくれていることが望まれます。ただし、入手後の家族による社会化が無駄と言っているのではありません。入手後も社会的・環境的両方の経験をさせることは重要ですし、社会化できていないもの(こと)を発見することにも役立ちます。特に6ヶ月齢までは続けて社会化、習慣化の刺激を続ける必要があります。